「勉強嫌い」には理由があります
わからないところまで戻り、「できた!」からもう一度始める
「勉強しなさいと言っても、なかなか始めない」
「宿題をするのも嫌がる」
「ゲームや動画ばかり見ている」
そんな様子を見ると、
「この子は勉強が嫌いなのかな」
と思ってしまうことがあります。
しかし、子どもが最初から勉強嫌いだったとは限りません。
小さい頃には、
「できた!」
「わかった!」
とうれしそうにしていた子どももたくさんいます。
では、いつから勉強が嫌になってしまったのでしょうか。
ビクトリー学院では、勉強嫌いという結果だけを見るのではなく、
「なぜ勉強が嫌になったのか」
その原因を一人ひとり見つけるところから指導を始めます。
① 勉強嫌いはどこから始まるのか
小学校低学年の学習は、比較的具体的でわかりやすい内容が中心です。
ところが小学校中学年頃になると、文章問題、分数、小数、漢字や語彙など、学習内容が少しずつ複雑になっていきます。
それまで何となくできていた子どもにも、
「わからない」
が増えてくる時期です。
一度や二度わからないだけなら問題ありません。
しかし、
わからない
↓
問題が解けない
↓
授業がおもしろくない
↓
勉強をしたくない
という状態が続くと、少しずつ勉強に対する自信を失っていきます。
勉強嫌いの子どもに必要なのは、ただ「もっと勉強しなさい」と言うことではありません。
どこからわからなくなったのかを見つけること。
ここが大切です。
② 基礎学力不足が悪循環を生む
新しい内容を理解するためには、その前に身につけておかなければならない力があります。
算数・数学なら、
- たし算・ひき算
- かけ算・わり算
- 小数
- 分数
国語なら、
- 漢字
- 語彙
- 文章を正確に読む力
英語なら、
- 英語の音
- 単語
- 基本文
- 文法
などです。
こうした基礎が不十分なまま学年だけが進んでしまうと、新しく習う内容はますます難しく感じるようになります。
中学生に方程式を教えていても、分数計算で止まってしまえば、方程式そのものを十分に練習することができません。
英文を読もうとしても、基本単語や文法がわからなければ、内容を理解するところまで進めません。
そして、
できない
↓
時間がかかる
↓
間違える
↓
自信をなくす
↓
やりたくなくなる
という悪循環が生まれます。
③ 無理に先へ進ませない
学校では、授業の進度を一人の子どものために止めることはできません。
理解できていても、理解できていなくても、授業は次の単元へ進んでいきます。
だからこそ、個別に学ぶ場所では、
「今、どこを勉強しているか」よりも、
「どこまで本当に理解できているか」
を見ることが大切だと私たちは考えています。
わからないところがあれば、前の学年まで戻ってもいい。
小学生の内容まで戻ってもいい。
恥ずかしいことではありません。
むしろ、わからないまま先へ進み続けるより、一度戻って基礎をしっかり身につけた方が、その後の学習はずっと楽になります。
ビクトリー学院では、学年だけにとらわれず、その子に今必要なところから学習します。
④ 戻り学習+成功体験
ただ前の学年に戻るだけでは、勉強が楽しくなるとは限りません。
大切なのは、
「自分にもできた!」
という経験を増やすことです。
難しすぎる問題を何問も解かせるのではなく、その子が少し考えれば解ける問題から始めます。
一問できる。
もう一問できる。
昨日できなかったことが今日はできる。
前より速く計算できる。
満点が取れる。
こうした小さな成功体験を積み重ねます。
ビクトリー学院では、オリジナル教材やパソコン学習ソフトも使いながら、一人ひとりに合った練習を行います。
パソコンなら、その場ですぐに正解・不正解がわかり、得点や時間も確認できます。
「できた!」が目に見えることも、子どもの自信につながります。
⑤ 先取りで学校の授業を「わかる」に変える
基礎が固まり、自信がついてきたら、今度は少しずつ学校の授業より先へ進みます。
これには大きな理由があります。
学校で初めて習う内容が、
「何を言っているのかわからない」
状態では、授業そのものが苦痛になります。
しかし、塾で少し先に勉強して、
「これ、知っている!」
という状態で学校の授業を受けると、理解しやすくなります。
先生の説明もよくわかる。
問題も解ける。
手を挙げられる。
テストでも点が取れる。
すると学校での勉強そのものに自信が生まれます。
ビクトリー学院では、
わからないところは戻る。
できるようになったら先へ進む。
この両方を大切にしています。
⑥ 自分から学ぶ習慣へ
最終的に私たちが目指しているのは、
先生がいなければ勉強できない子どもを育てることではありません。
自分で、
「今日はこれをやろう」
「ここがわからないから復習しよう」
「テストがあるから準備しよう」
「もっと先までやってみよう」
と考えられるようになることです。
最初は先生が課題を用意することもあります。
先生が横について説明することもあります。
しかし、少しずつ自分でできることを増やしていきます。
できる
↓
自信がつく
↓
もっとやってみる
↓
学習する習慣がつく
↓
さらにできるようになる
この良い循環をつくることが大切です。
「勉強嫌い」で終わらせない
勉強が嫌いになっている子どもに、
「もっと頑張りなさい」
と言うだけでは、なかなか変わりません。
まず、
何がわからないのか。
どこでつまずいたのか。
どこまで戻ればできるのか。
を見つけます。
そして、できるところからもう一度始めます。
基礎を身につける。
「できた」を積み重ねる。
自信を取り戻す。
学校より少し先まで進む。
学校の授業がわかる。
勉強がおもしろくなる。
そして少しずつ、
自分から学ぶ子どもへ。
ビクトリー学院は、一人ひとりの今の学力に合わせて、その子がもう一度前向きに学べるように支えていきます。
わからなければ戻ればいい。
できるようになれば、どこまでも先へ進めばいい。
それが、ビクトリー学院の学び方です。
